訪問看護で爪切りを受けていた方です。訪問看護では対処しきれないこともあります。
2022/07/15
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私自身が訪問看護師として活動してもいるからこそわかること。
訪問看護は健康状態のチェックなど全身の管理を行うため、既定の時間内では限られた事しか対応できないのが現状です。
また、爪のケアについて、看護学校では教わりません。(近年フットケアの重要性が語られるようになり、徐々に取り入れられてきていますが、実技までは踏み込めていないのが現状です。)
毎週訪問看護を受け、隙間時間に爪切りを行ってもらっていたそうですが、ひどく食い込み助けを求められました。
もともと、巻き爪矯正を受けるため毎月クリニックにタクシーを使い受診し、自費の施術料を支払っておられたそうです。経済的にも負担が大きかったと思います。矯正は一時的な改善効果しかないのが実情。歩き方や靴の履き方・選び方、足に合わせた中敷き(インソール)などが整って初めて矯正から卒業できます。
長年身についた歩き方や習慣的な靴の履き方は、なかなか修正できるものではありません。ではどう対処するか。定期的なフットケアがあります。
昨年12月から毎月フットケアの為訪問させていただき、まったく痛みを伴わず、以前より多少歩行が楽になったとのお声を頂きました。
嬉しくて今回ご紹介させていただいた次第です。
痛みがあると気持ちが落ち着かずイライラしたり、集中力がなくなって場行動することが億劫になってしまいます。足の痛みとなれば、ご年配の方の場合フレイル状態になってしまいます。
いつまでもご自身の足で快適に歩ける人生のお手伝いをしたいと考えています。