巻き爪矯正の経過

2021/09/01 ブログ

角質が爪と指の中を覆い、どこからどこまでが指なのか爪なのか分からない状況でした。

角質を除去(掃除)をしたところ、食い込んで炎症を起こしておられたため、エプソムソルトを使用し足浴をご提案しました。エプソムソルトはただの塩ではありません。

硫酸マグネシウムを含むクリスタル(結晶化)塩をです。

 

エプソムソルトの足浴が巻き爪に効く理由は、以下の2点が挙げられます。
⑴ 患部の腫れを取る効果があり、深爪が皮膚にささって肉芽腫ができるのを防ぐ。
⑵ 皮膚を軟化させる効果があるため、皮膚のひび割れ・化膿を防ぐのに効果的です。通常、「ひょう疽」は巻き爪の周りの皮膚が常に圧迫されることで硬くなり、そこから皮膚がひび割れ、細菌が入って起こる所、エプソムソルトを使うことで、細菌感染の原因となるひび割れができることを防ぐことができる。

このことはアメリカのアメリカの足病医、皮膚科医、整形外科医の間では「巻き爪の痛みには、エプソムソルトでのソーキング」というのは周知の事。日本ではなかなか広まらないのですが、硫酸マグネシウムを含む温泉も多く、効能として皮膚病が上げられているのを見たことがある方もいらっしゃるはずです。

炎症が治まったところで矯正を本格的に始め、約一年半でほぼ普通の爪になりました。

なぜ「ほぼ」と言うかと言うと、巻き爪は繰り返して しまうからです。

 

原因は骨格・歩き方・靴の不適合など色々あるのですが、このお客様は『足の関節が硬い』。骨格に問題が有ると言うことですね。

 

手の爪も巻いてくるようになり、痛みが生じるとの事でエプソムソルトのご希望がありました。

エプソムソルトを入れて手浴をすると痛みがなくなるそうです。

 

巻き爪の原因解消はできませんが、痛みを和らげる効果を試してみたいと言う方はご連絡下さい。お試し分をお分けします🤗