「触ると足の指が痛いから」と誰も爪をきれませんでした

2020/08/05 ブログ
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以前より何度か同じ方の爪のお写真を掲載させていただいてるのですが、食い込んだ爪が整ったことで、指を含め足の色がきれいになったんです。

 

もともと「痛いから触らないで」とおっしゃるため皮膚科の往診医師も「痛がるから」と爪は切ってもらえず、訪問看護師も「こんなのどうしたらよいかわからない」と手が出せず、かつ排泄や清潔、傷の処置と看護師の仕事は多種多様にあり手が回らないのも現実。そのため、炎症もあり痛がるから取り合えず炎症を抑える軟膏を塗るのですが、綺麗に洗いたくても痛がるので薬の上塗り状態でした。

 

今では爪の痛みがなくなったことで足の甲に触れることができるようになりました。写真の明るさの問題もありますが古い皮膚を取り除くことができ、少し綺麗になったことがお分かりいただけると思います。

 

寝たきりだから、歩かないから特に何もしなくてよいというものではないのです。歩かないから爪は巻いてきます。伸びすぎると爪は巻いてきます。そのようなことになる前に、髪の毛を切ってもらうように、足の爪もお手入れすることをご依頼ください。きっと喜んでいただけると思います。